
雨水がない場合の対処法
水道水も使えます

1個につき600ccの雨水を貯めるのは大変ですし面倒ですよね。そんな場合は、水道水をそのまま使用しても問題ありません。ただ、設置から産卵までの期間が雨水に比べ3〜4日ほど長くなる場合があります。これは、メス蚊は産卵時に安全に子孫を残せるか水質を確認するのですが水道水に含まれる残留塩素(カルキ=消毒薬)を嫌うからです。蚊とりん容器内でも自然に蒸発はしますが直射日光が当たらないため日数を要しますので、あらかじめ塩素を除去してからご使用いただくことをおすすめしています。
塩素除去の方法

方法1:
水道水を煮沸させ、それを冷ませばご使用になれます。
方法2:
水道水を、バケツやペットボトル(キャップは外す)に入れ、直射日光に当たる場所へ出します。1日~2日放置しておくと、カルキが蒸発しご使用いただけます。(残留塩素量は、一般的に冬場よりも夏場の方が多く、地域により多少量が異なりますが2日で概ね除去できます)
方法3:
微量の塩素が残る場合がありますが、家庭用浄水器の水も使用可能です。(残った残留塩素は徐々に抜けていきますが、産卵の効果確認まで時間がかかる場合があります)
(注意)
熱帯魚水槽用塩素中和剤、お酢、緑茶等は使用分量が難しいため、おすすめいたしません。
